レジエレキのスピードを受け継いだ超神速メタモンは、オーバーフローの更に向こう側へ行けるのか

まず初めに、先日聞いた話で

レジエレキなどの素早さが極端に高いポケモンが、トリックルーム下でオーバーフローを起こし、先制できてしまうというものがあるらしい

 

その仕組みは

トリックルーム (場の状態) - ポケモンWiki

によれば、

トリックルームは10000からこれら効果を加味したすばやさを引き、さらに213(=8192)で割った余りが大きい順から行動する効果になっている。すばやさが0~1808までの範囲では、すばやさが高くなるに従い余りが1808から0へ少なくなっていくため、すばやさの低いポケモンほど早く行動できることになる。すばやさが1809のポケモンは余りが最大の8191になるため、これ以外のすばやさのポケモンよりトリックルーム下で早く行動する。すばやさが1810以上だと余りは8190以下に少なくなっていく。

とのことなので、

素早さが1809のとき、トリックルーム下での早さが8191になって一番早くなり、更にそれ以上素早さが高くなると、普通に遅くなっていくようだ

 

では、限界まで素早さを高めるとどうなるだろうか

 

例えば、レベル50の最速レジエレキ(S実数値277)が

素早さ6段階上昇(×4)

こだわりスカーフ持ち(×1.5)

スキルスワップですいすいなど発動(×2)

おいかぜ下(×2)

という状態になると、素早さは6648になり

トリル下では、10000-6648=3352だから

普通のポケモンのトリル下での早さ(0~1808)よりも、まだ早い

 

しかし、こだわりスカーフよりも強力なスピードパウダー(素早さ×2)という道具がある

これは変身前のメタモンにのみ効果が出るので、メタモンにスピードスワップを使ってレジエレキの素早さを継承させ、そのほかの補正も全て発動させれば、更に高い素早さが得られるのではないだろうか?

 

計算式としては、先ほどのこだわりスカーフの補正がスピードパウダーに置き換わるので

277×4×2×2×2=8864(おそらくゲーム中最速)

となり、8192を超える

するとトリル下では、10000-8864=1136になるので

1808を大きく下回り、トリル下では大抵のポケモン(素早さ671以下)より遅くなる

 

素早さの限界を突破してオーバーフローした後、プログラムの世界を1周して戻ってきた上で、ちゃんと遅くなるわけだ

 

ちなみに、従来最速だった素早さ種族値180のデオキシス(スピードフォルム)を使った組み合わせだと、

255×4×2×2×2=8160にしかならず

8192の壁はギリギリ超えられなかったので

これはレジエレキ登場で初めてできるようになったコンボだと思われる

 

以上のことは未検証なのだが、実践も少し複雑になりそうだ

ダブルバトルで、S6段積んでからバトンタッチでメタモンを出し、メタモンは身代わりに変身連打、スピードスワップを使えるポケモンでレジエレキ→メタモンの順にスピードスワップを使い、すいすいをスキルスワップするためのポケモンも用意した上で、あまごいと追い風とトリックルームを発動・・・日本晴れ葉緑素でも良いので、ナッシーあたりが適任だろうか?)

 

もちろん、これは全てレベル50のときの話であって、レベル制限がなければ他のポケモンでも同様のことはできる

 

気の向いた物好きな人がいたら、試してみてください

 

追記:更に調べて色々わかったので、↓に書きました

ポケモンの素早さについての基本的な仕様と、レジエレキ登場で新たにできるようになったことのまとめ

更に思いついた仮説

仮説:レジエレキの素早さを用いて、新たな形のオーバーフローを起こせるか