マンタインサーフ攻略研究11 フラグ出現前2連ジャンプ

ポケモンUSUMのミニゲームマンタインサーフ」で使えるテクニックのうち、特に高波で狙いやすそうな跳び方のネタを書いておく。ただ、理想的な跳び方を狙うようなものではなく、実用性がどこまで高いのかも未知数だ。

 

このテクニックは、端的に言うとゴール前2連ジャンプの応用だが、前提として、フラグライン仮説についての理解が必要なので、読んでわかりにくければそちらも参照するとわかりやすいかもしれない。

 

例えばハイパーコースでは、低波が終わった後、効率良く加速して跳べば、ランターンの点数が2900点を超えるような高い波の間に、赤ジャンプを合計5回跳ぶことができる。

ただ、これはそもそもシビアな上に、障害物の配置によっては不可能なことも多いように思われる。

 

なので、実際には普通に赤加速でジャンプしていると、4回目のジャンプが終わった直後に波が低くなってくることが多い。

これは、3回目のジャンプで着水した後、次の加速中に高波終了のフラグ出現ラインを超え、4回目のジャンプ中にフラグラインまで達しているからだと推測される。

 

そこで、そのフラグ出現ラインを超えてしまう前に、加速せずにすぐさま黄加速で跳ぶとどうなるだろうか。

 

フラグ出現ラインに達する前のジャンプではコース進行度が止まるので、その黄加速のジャンプ中は、時間を止めながら技1回分の点数を稼ぐことができる。そして、着水後の加速中にようやくフラグ出現ラインを超えるので、フラグ出現ライン~フラグラインまでの距離を、全て無駄なく(ジャンプ中の時間で浪費せずに)加速に使うことができる。

 

というわけで、ハイパーコースで実際にこの跳び方を狙ってみたときの技のスコアの一例。(4回目のジャンプ以外は全て赤ジャンプ)

上手くいった場合で、だいたい以下のような点数になることが多かった。 

 

低波終了後

1.ランターン(2987)→スターミー(3000)

2.アシレーヌ(2100)→ランターン(3150)

3.スターミー(2920)→アシレーヌ(2150)

4.黄加速ランターン(3045)

5.スターミー(2920)→弱補正ランターン(2334)

 

全て赤加速で4回跳ぶ場合と比べると、技の回数が1回増えていて、スコアの上では2000点以上得している。

しかし、最後のランターンの点数が少し低めに出ている(波が高ければ2520点出る)ので、波が少し低くなってきていることがわかる。普通に赤ジャンプ4回の場合、最後のジャンプは完全な高波で跳べることも多いので、それと比べると、少しジャンプが遅れてきているということになる。

要するに、この跳び方を上手くできた場合、技一回分の点数が増える代わりに、ジャンプのタイミングが少し後ろにずれこむということになる。

 

より実践的なことを言えば、高波で着水後、下の方に障害物が多く、赤加速にするのが困難だったり時間が掛かりすぎると判断した場合に、このテクニックですぐさま黄ジャンプしつつ、障害物もやり過ごすという使い方ができれば一石二鳥と言えるだろう。ただ、状況判断の難易度も当然上がるので、跳びこなすのは容易ではないだろう。

そもそも、この跳び方が毎回安定するとも限らないので、そういうことも加味したうえで、メリットとデメリットを天秤にかけて、このテクニックを使うかどうかを判断することになるだろう。

 

決して理想的な跳び方とは言えないが、このテクニックを習得して安定させることができれば、結果的に実践値が高くなるということはあるかもしれない。

 

なお、全く同じようなテクニックを低波でも使える可能性があるが、低波でのフラグ出現ラインがどこにあるのかを見極める方法は今のところわからないので、応用は困難だと思われる。