マンタインサーフ攻略研究3 波高変化前2連ジャンプ

ポケモンUSUMのミニゲームマンタインサーフ」で使えるテクニックのうち、

波の高さが変わる直前の跳び方についてのもの(実用性は怪しい)について書いておく。 

 

高波で、次のジャンプ後に低い波に移行するという場面で

まだコイキングスペシャルを使っていないとき

 

1回目 高波で最大加速ジャンプ(技2回)→着水

2回目 加速中に波が少し低くなる→中くらいの波で最大加速ジャンプ(技2回)→着水

 

とするよりも

 

1回目 高波で最大加速ジャンプ(技2回)→着水

2回目 加速せず、低波移行前に再度ジャンプ(技1回)→着水

3回目 加速中に波が低くなる→低波で最大加速ジャンプ(アシレーヌコイキング)→着水

 

とすれば、スコアの期待値が上がるかもしれない。

 

スコアの上がる仕組み

まず前提として、コイキングスペシャルを使うジャンプでは、同技補正のかかっていないアシレーヌランターンを出したいというものがある。これは、次のジャンプ(ギャラドスアシレーヌ)のギャラドスのスコアが高くなるからだが、ランターンコイキングからギャラドスアシレーヌをいずれも高得点で出せる機会は限られている。これは安定しないので、低波移行時の最初のジャンプでアシレーヌコイキングと出すのが安定だ。

コイキングと一緒に使うこのアシレーヌを最大得点にするためには、完全に低波になってからジャンプする必要がある。しかし、高波での最後のジャンプを終えた後、早いタイミングで最大加速まで持っていくと、次にジャンプするときは波が下がりきっていない中波になる。この時点ではアシレーヌは最大得点にならず、それでもアシレーヌコイキングを出した場合、アシレーヌのスコアが低い分、次のギャラドスの得点も下がってしまう。コイキングを諦めて、アシレーヌランターン・・・などと跳ぶと、コイキングを出す機会が中々やってこないので、その低波でコイキングを出せるか怪しい。

アシレーヌを最大得点にするために中波が終わるまで待ってから跳ぶという方法もあるが、これは単純にその時間がロスになる。もちろん得点は増えるのでやる価値はあるかもしれない。増える得点の具体例としては、例えばアシレーヌでプラス300点とすると、次のギャラドスにも300点×2が反映され、合計900点といったところだろう。

 

しかし、単純な時間のロスを作らずにアシレーヌの最大得点を出す方法がこのテクニックだ。

まず高波の最後のジャンプを終えた時点ですぐさま上を入力し、再度ジャンプして技を1回決める。着水後、スピードが落ちるので、2往復ほどして最大加速する。その頃には中波が終わって低波になり、アシレーヌコイキングを最大得点で出せる状況になる。

この跳び方で得られるリターンは

・高波での最後のジャンプ(弱補正スターミー+スピン2回だと約3000点台前半)

アシレーヌの最大得点と、その後のギャラドスの得点の上昇(約900点)

となって、スコアにして合計約4000点ほど上がると思われる。

 

余計な動きを挟んだことで時間がかかり、結果的にジャンプの回数が減る懸念があるが、このときロスする時間はおそらくジャンプ一回分には満たないと予想できる。その理由は大きく分けて2つ。

・高波の最後に跳んだ2回目のジャンプ中はまだ高波扱いなので、おそらくその時間で低波への移行が起こることはなく、高波の時間を疑似的に延長しているので、延長した時間はロスにならない。(あくまで予想)

・2連ジャンプ後にスピードが落ちてしまい、再加速まで時間がかかってしまうが、このときはまだ波も高めで加速しやすく、最大加速までそこまで時間はかからない。

 

これらを加味して、ロスする時間を例えばジャンプ0.5回分と計算した場合、1回のジャンプの平均スコアを6500点とすると、ロスするスコアの期待値は3250点になる。これだとリターンの4000点のほうが大きいので、この計算なら2連ジャンプしたほうが期待値は上ということになる。

 もちろん現実にはジャンプが0.5回できなくなるということはなく、ジャンプの回数が1回減るかどうかといったところだが、結局その後のジャンプの回数が変わらない場合、リターンの4000点がそのままスコアに上乗せされることになる。

 

このテクニックを使う条件

まず、いつ低い波に移行するかを把握しておかなければならない。「この次が低波だ」と思ったら、加速せずにすぐ上を入力し、再度ジャンプすれば良い。

 しかし、これは未検証だが、高波の長さはそもそもランダム(コースの難易度にもよる?)かもしれない。だとするとこのテクニックが成功するかどうかには運要素も絡んでくるということになり、安定しないだろう。

また、そもそも高波での最後のジャンプが終わった後、障害物などで手間取って、次のジャンプがちょうど低い波になるという機会があれば、そのときにコイキングを出せば良い。その場合このテクニックを使う必要はなくなる。難易度の高いコースほど、このテクニックは不要になりやすいといえるだろう。

 

追記

同じような理屈で、高波移行前に2連ジャンプして技を一回増やすテクニックもあり得る。

この場合、高くなってくる波を追いかけるような形でジャンプすることになるので、ジャンプするときの波は中波になる。これだと波の持続時間を延長するような形にはならなさそうなので、あまり得ではないように思える。

しかし、その後の加速をうまくできれば、高波時のジャンプの回数は結局変わらないこともあるようだ。その場合、余計に跳んだ2連ジャンプの分だけスコアが伸びることになる。

※更に追記

結局、自分はこのテクニックをほとんど使わなくなってしまった。加速の仕方が理想的なら、最大加速でも同じ回数跳べるようだ。妥協の仕方としてはありえても、理想的な跳び方ではないと思う。