FF9 素早さなどATBの時間の計算
FF9のATBの時間の計算について、わかった範囲でのまとめだが、推測が多く、間違いも多いかもしれない。
基本的に、ゲージの溜まる「速度」ではなく、ゲージが溜まるのに掛かる「待ち時間」として理解すると良いようだ。
・ATBゲージ
ATBゲージが溜まるのにかかる時間は
60-素早さ
で求められる数値の分と考えてよさそうだ。
ヘイストだと待ち時間が3分の2になり、スロウで2分の3になる。
(なお、実際には小さなズレが出ているかもしれない。)
例えば、敵が素早さ50(最大値)の場合、(60-50)で、待ち時間は「10」
こちらがすばやさ45のヘイストだと(60-45)×2/3で、同じく「10」
こちらはコマンド入力に必ず時間が掛かるので、これではギリギリ敵を抜くことはできない。
素早さ46のヘイストであれば、敵を抜くことができる。
・リジェネの回復周期
リジェネの回復~次の回復までにかかる時間は
60ー気力
で求められる数値の分と考えてよさそうだ。
これは、素早さで決まるATBゲージの待ち時間とも対応している。
例えば、素早さも気力も40のキャラクターは、ATBゲージが溜まるのに掛かる1ターンの待ち時間の間に、ちょうど1回リジェネで回復できるようだ。
ヘイストやスロウの影響も素早さに同じ。
ただ、実際には少しズレが出るようだ。
例えば、気力40のキャラのリジェネの回復周期は(60-40)で「20」
気力50のキャラだと(60-50)で「10」
なので、気力40キャラのリジェネの回復1回分のあいだに、気力50キャラはちょうど2回回復しそうだ。
しかし実際に比べてみると、2回目のタイミングが少し遅れてくるので、回復周期が正確に2倍早いわけではない。(1.9倍程度か)
・ジャンプの滞空時間
フライヤがジャンプで空中に飛んだ後、「ヤリ」が発動して落ちてくるまでの時間は
60-気力
で求められる数値の分と考えてよさそうだ。
これもヘイストやスロウの影響を受ける。
これも基本的には、素早さで決まるATBの待ち時間と対応しているようだが、少なくともその素早さとは少しズレが出るようだ。
例えば、素早さ50の敵の行動後、気力50のフライヤがジャンプすると、どちらも待ち時間は10なので、敵が先に動いた分、「ヤリ」発動前に敵が動きそうだ。
しかし実際には、「ヤリ」発動の方がわずかに早い。(気力49では遅れる)
・その他
幻獣の自動召喚の周期もおそらく気力に依存しているようだが、詳しくはわかっていない。
そのほかにも、ステータス異常の効果時間や毒などの周期も気力に依存するようだが、詳しいことは調べていない。
終わりに
(60-〇〇)という式で、バトル内における様々な時間を求めることができるが、微妙に生じるズレがあるようで、単純な計算通りにはいかない。このズレが何なのかについては、よくわからなかった。
ちなみに、イプセンの古城での通常攻撃の威力の計算式も(60ー武器攻撃力)となっているので、同じ計算式を流用しているともいえる。
こういった計算を活かす具体的な立ち回りについては、下の記事にまとめてある。